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高津柿本神社produced by 新旅.jp

新旅

高津柿本神社

★★★★★
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3.8/5.0

Review

万葉集の数多くの名歌で知られる歌聖・柿本人麿を祀る神社です。

和歌の上達にご利益があるとして、古来より天皇をはじめ多くの人々の信仰を集めてきました。

晩年に国司として石見国へ下向した人麿は、石見の女性と愛し合い、石見相聞歌と呼ばれる有名な長歌を詠んでいます。

そしてこの石見の地の鴨島で没したと伝わっています。

鴨山の 岩根し枕ける 吾をかも 知らにと妹が 待ちつつあらむ という辞世の句を残しています。

神亀年間に石見国司が聖武天皇の勅命を受けて鴨島に人丸社を創祀したのが神社の始まりで、その後、地震などのために鴨島は沈んでしまい、最終的に現在地へ移築されました。

毎年9月1日の八朔祭では、流鏑馬神事が行われてにぎわいます。

鳥居をくぐってから本殿まではかなり階段を上りますが、階段におそらく地元の方々によって、色々な歌の歌詞を書いてあるのが微笑ましいです。

住所
島根県
益田市高津町上市イ2612-1
アクセス

益田駅から車で約10分

バス二条線「人丸下」下車すぐ

バス蟠竜湖線「高津」下車 徒歩5分