熊野本宮大社produced by 新旅.jp
熊野本宮大社
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4.0/5.0
Review
熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社の三社は、熊野三山と呼ばれています。
平安時代から、多くの人が訪れる熊野詣の目的地。
2004年に世界文化遺産に登録されました。
「一の鳥居」をくぐり、158段の石段を上ると、大しめ縄がかかった存在感のある「神門」が見えてきます。
境内には、檜皮葺(ひわだぶき)の四つの社殿が横一列に並んでいて、一帯が厳かな空気に包まれています。
熊野本宮大社の主祭神は、家都御子大神。「木の神」とあがめられています。
主祭神の前で、ひとりの背広姿の男性が、背中を震わせて拝み続けていました。
いしえの時代から続く熊野信仰が、令和の時代にも受け継がれているのだと感じた瞬間でした。
参拝のあと、参道にある茶房「珍重庵」で、名物の「もうで餅」をいただきました。
しっとりとしたこし餡が入ったお餅に玄米粉がかかっていて、素朴な風味。
少し苦みのある抹茶といただくと気分がホッコリします。
近くにある時代衣装「熊代屋」で、平安時代の旅姿の壺装束に着替えてお参りができるそうなので、成りきりたい方はぜひトライしてください。
- 住所
- 和歌山県
田辺市本宮町本宮 - アクセス
< 電車・バス >
JR新宮駅より奈良交通バスまたは熊野御坊南海バスで、本宮大社前まで約1時間。
JR紀伊田辺駅より明光バスまたは龍神バスで、本宮大社前まで1時間35分~2時間3分 本宮大社前バス停から徒歩1分
(バスの本数が少ないので、時刻表で調べてからお出かけください)
< 車 >
大阪方面から : 紀勢自動車道・上富田ICから1時間10分
名古屋方面から : 熊野尾鷲道路・熊野大泊ICから1時間5分