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出雲大社などの建築様式として有名な「大社造」の社殿が3つ横に並列しているという、全国でも他に類を見ない神社です。
御祭神の佐太大神は、1300年前の奈良時代に書かれた地誌「出雲国風土記」に4柱しか登場しない「大神」のうちの1柱で、神社から少し離れた松江市島根町の加賀の潜戸で生まれたという神話が残っています。
また国生みの神であるイザナミノミコトが眠る地として、旧暦10月の神在月には全国の神々が母神であるイザナミノミコトを慕って集まるとされ、毎年11月に神在祭が行われています。
そのほかにも5月3日の直会祭や、7月15日の御田植祭など、様々な祭りが年間を通して行われています。
特に9月24日の御座替祭では、ユネスコの世界無形文化遺産にも認定されている伝統の神楽「佐陀神能」が奉納されます。
近所には縁切りの御利益で有名な田中神社もあります。
門前の茶店「佐陀乃だんだん家」では、ぜんざいの発祥となった珍しい「神在餅(じんざいもち)」をいただくことができます。