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萩の城下町の中にある、日本の近代化に多大な影響を与えた幕末の志士・高杉晋作の生家です。
建物内には晋作の生涯に関する展示があり、きれいに手入れされた庭には、晋作が産湯につかった井戸や、晋作の句碑、高杉家が祀った祠などがあります。
晋作は天保10年(1839)に、代々萩藩の重臣を務めた家系の長男として生まれました。
藩校明倫館に通いながら、吉田松陰が主宰する私塾・松下村塾でも学び、吉田松陰から最も期待をかけられた英才でした。
百姓や町人など武士階級以外も取り込んだ日本初の近代的な軍隊である「奇兵隊」を組織して、長州藩を討幕へと導きましたが、結核のためわずか27歳で亡くなりました。