美保神社

出雲大社の御祭神大国主命の息子で恵比須様として親しまれている事代主命と、三穂津姫命を祀る神社です。

島根半島の先端に位置する美保関は古来より海上交通の要所として栄え、美保神社は海上安全・商売繁盛の御利益があるとして、多くの人々が船で参詣していました。

港に面した鳥居からは、海に浮かぶ中国地方最高峰・大山（だいせん）の雄姿を望むことができます。

芸能の神としても知られ、広大な拝殿では、運が良ければ美保神社のみに伝わる伝統の巫女舞を見ることができます。

年間を通して数多くの特殊な神事を伝承しており、特に毎年４月と12月には、古事記の国譲り神話を再現する壮大な船神事が行われています。

門前の青石畳通りには、昔ながらの伝統的な街並みが残されており、お散歩におすすめです。