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長い石段を登った先の、巨大な岩壁のくぼみに張り付くように建てられた神社です。
神社の伝承によれば、ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、八重山の岩窟に住む「鷲尾の猛」という魔神が金鶏に姿を変えて飛び回り人々を苦しめていることを知り、これを退治したのが始まりと言われています。
岩壁の遥か上には魔神が住んだ岩窟の入口が見えます。
石段の途中の随身門の左右に鎮座する狛犬は、福光石という珍しい石で造られた最古の狛犬です。
江戸時代には松江藩や広瀬藩の祈願社として崇拝され、牛馬の守護神としても信仰されてきました。
現在の社殿は享保19年(1734)の再建です。
近くにある八重滝と併せて参拝されるのがおすすめです。