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萩商港の北約8kmにある人口500人程度の離島です。
島の始まりは伝説によれば、壇ノ浦の戦いに敗れて平家の落人7人が流れ着いたとされています。
萩市には離島が多くありますが、萩商港から最も近くフェリーで25分でたどり着ける大島は、萩市街から気軽に日帰り観光が可能です。
漁業が盛んで、島の南側の港には多くの漁船が停泊しています。
島の北側は断崖絶壁のため、南側の斜面に民家が密集しています。
南側は徒歩で散策可能で、急な坂道を登っていくと、家を支えている石垣の石の一つ一つに、崩れてもすぐ直せるように屋号の文字が書かれているのが見られます。
また門の上に干支の動物の彫り物がある家があり、これは家の主人の「向こう干支(酉年の人なら卯)」を飾ることで、その家を災いから守ってくれるという珍しい風習です。