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大斎原

大斎原

2022/04/21

熊野信仰の発祥の地。かつて熊野本宮大社はこの地にありました。

明治22(1889)年の大洪水で多くの社殿が流され、その時水害をまぬがれた4社殿が、現在の本宮大社がある場所に移されたそうです。

のどかな田園風景の中に悠然とそびえ立つ大鳥居。

高さ約34m、幅約42m、日本最大の大鳥居は、間近で見ると圧巻です。

前日に歩いた、熊野古道中辺路の伏拝王子近くの小高い丘からも、この大鳥居がハッキリ見えました。

大鳥居の先は、こんもりとした森になっていて、神聖な空気が漂っています。

本宮大社が、荘厳な雰囲気があるのに対し、大斎原は、穏やかさが感じられます。

神が舞い降りたといわれるこの地は、現在、パワースポットとして人気があります。

本宮大社から5分ほどで歩いて行けるので、熊野詣の折には、ぜひ、足を延ばして、ゆったりとした時の流れを感じていただきたいです。