起雲閣

大正ロマンの雰囲気を味わうことのできる観光地として、有名です。もとは、大正時代に別荘として建てられたそう。昭和時代に旅館へ生まれ変わり、現在は、指定有形文化財として、熱海市の所有となっています。2014年に放送された朝ドラ「花子とアン」のロケ地としても有名です。

　館内には、和館と洋館があります。畳や庭園といった「和」と、ステンドグラスやシャンデリアといった「洋」の、和洋折衷の美しさを楽しめるのも、魅力的です。特に印象に残ったのは、サンルーム。ステンドグラスが散りばめられた天井と、色鮮やかなタイルの床が可愛らしいです。サンルームを背景に、記念写真を撮られている方も多いようでした。起雲閣いちばんの人気スポット、という感じでした。

　「喫茶室やすらぎ」が起雲閣内に併設されており、お茶をいただくこともできます。アンティークなインテリアに囲まれて、ひと休みするのもいいですね。

　ご年配の方や、夫婦、おひとり様で来られている方が多かったように思います。休日に訪れましたが、そこまで混んではいませんでした。ゆっくりと見物することが出来ますよ。