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明治維新を導いた教育者・吉田松陰を祀る神社です。
「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして世界遺産に認定されています。
無料で散策できる境内には、高杉晋作や久坂玄瑞ら数多くの幕末の志士が学んだ松下村塾がそのままに残されています。
思いのほか小さな建物で、松陰や門下生の肖像画などが展示されており、こんなに小さな私塾から、日本の近代化が始まったのかと感銘を覚えます。
松下村塾の隣には松陰の実家である杉家の建物があり、安政元年(1854)にアメリカの黒船に乗り込もうとして失敗し捕らえられた松陰が幽閉されていた部屋を見ることができます。
そのほか、有料ですが吉田松陰の生涯を蝋人形で再現した歴史館や、宝物殿至誠館も併設しており、かなり見ごたえのある神社です。