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羽衣石城跡

羽衣石城跡

2023/04/25

標高372mの羽衣石山に築かれた山城の跡です。

初代城主は太平記などにも登場する出雲守護・塩冶高貞の次男である南条貞宗で、南条氏代々の鳥取県中部の支配の拠点となった城です。

戦国時代には尼子・毛利・織田の勢力争いのために何度も落城を経験した苦難の歴史を持つ城でもあります。

駐車場からは約30分の登山となります。

登山道が2つあるので、駐車場の案内看板で確認しましょう。

橋を渡った先の登山道は、途中で羽衣天女伝説が残る羽衣岩などを見ることができますが、鎖場もありやや傾斜が険しい箇所があります。

もうひとつの登山道は比較的なだらかですが、そのぶん時間がかかります。

山頂の本丸跡からの眺めは最高で、東郷湖や日本海が一望できます。東屋には無料の望遠鏡も設置してあります。

本丸跡には天守閣が建っていますが、これは平成に建てられた模擬天守とのことで中には入れません。